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真のコミュニケーションとは?

真のコミュニケーションとは?

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著作者:mmma'te'


「あの人は何を言ってるか解からない」


こんな体験あなたにも一つや二つあるんじゃないでしょうか。


こちらに解かるように説明しない相手が悪いのか、
解かろうと努力しないこちらが悪いのか・・・。


ほとんどの人は前者の考えで一蹴して終わってしまいますが。(苦笑


まあ、実際はその両方だと思いますけど、
ことお客様に対しては、全てこちら側の責任と思わなければ
ならない場合がほとんどでしょう。


コミュニケーションの齟齬なんてものは
何気ないほんの些細なことから起こります。


よくありがちな失敗例としては、
完成した物がお客様の希望と違っていたとか。


単に確認不足なんてのはケアレスミスですけど、
何度も確認したにも関わらず、こういった事が起こったりします。


それは一つには、こちらの意図が相手にきちんと伝わっていなかった
とは言えないでしょうか。

特に私のような専門職の人が陥りがちなのが、
テクニカルジャーゴンを無意識のうちに使ってしまうこと。


はい、たった今、コミュニケーションに齟齬が起きましたね。(笑
つまり、専門用語を何気なく使ってしまう、という事です。


その業界では普通に通じる言葉が
一般の人には通じないことは数多くあります。


っていうか、そもそも専門用語だとも思っていないで
使ってしまっていることがほとんどだと思います。


だからなんで相手が解かってくれないのかが解からない。(苦笑

このような言葉は一般の人に解かるように
翻訳してやる必要があります。


同じ日本語なのに翻訳っておかしな気がしますが
それほど伝わらないということです。




専門用語という訳ではありませんが
最近実際にあった例をお話すると、


先日NHKから取材された時のことです。
家を一軒建てる時に出る廃材の量を聞かれ、
「コンテナ〇杯です。」
と答えました。


で、キャスターさんから
「そのコンテナにはどの位の量が入りますか?」
と聞かれたので、
「〇立米(りゅうべい)です。コンテナの大きさが〇mx〇mx〇mなので。」
と答えましたが、キャスターさんはピンときていない様子でした。


ここで、「立米」を「立方メートル」と言い換えれば
もう少し伝わったかもしれませんが、
もっとイメージが沸くように他の物に例えないと
きっと腑に落ちなかったことでしょう。


例えば2トントラック何台分とか。
でも、2トントラックが想像つかない人にこの例えを出しても
ピンとはきませんよね?


同じ事をどう言い換えれば一番解かりやすく、しっくりくるかは
人それぞれ違います。


ここが難しいところです。




で、更に難しいのが、相手の話を聞くこと。


大概の人は、自分が言いたい事だけ言って
相手の話は聞いていないことがほとんどです。


じゃあアンタはできてんのか?
と言われれば私にもできていません。


それほど相手の話を聞くというのは
難しいことだと思っています。


もっと言えば、お客様が意図することを
こちら側が察しなければなりません。


今度は先程の逆、相手の言葉を自分なりに
翻訳し直す訳です。


これが本当に難しいんですよね。
油断すると自分に都合の良いように翻訳しがちですから。


感情に流されずに常にフラットな状態で
話を聞かないと必ず自分か相手のどちらかに
振れてしまいます。


もし万人にそれができたら世の中から
ケンカや言い争いは無くなるでしょうけどね。



話が逸れましたが、これらのことがきちんとできなければ
真のコミュニケーションというのはとれないと思う今日この頃・・。


ただ何気なく人と話すのと、上記のことを踏まえながら話すのとでは
コミュニケーションの質が劇的に変わってくるのではないでしょうか。



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